世界が注目したアメリカ大統領選挙がバイデン氏の勝利で終わりそうです。
トランプ氏が負けを認めないという考えられない結果となっていますが、それにしてもアメリカという1国がほぼ半分の意見に分かれているということに、国家の在り方などを考えさせられております。
ドイツの哲学者ヘーゲルの弁証法によれば、正反合の力のバランスが物事を安定させるとあります。
ある力があり反作用がはたらき、それから合という新しい修正した考えが出るとの見方です。
ともあれどういう考えを持つのも自由ですが、基本として他の意見を尊重し、大切にするということができるかにかかっています。
これだけ文化が発展しテクノロジーも極めて進歩しているのに、理解しあえないという現実のあまりの多さに暗い気持ちになれます。
アインシュタインが予言したように、「私は第3次世界大戦がどのようになるかは予想ができないが、第4次大戦は確定に言える。それは人間どうしが棍棒をもってなぐりあっている風景だ」、そうならないようにしたいものです。
Harry