新年を迎えますと、「おめでとうございます」と伝統的に言い合っていますが、しっかりまわりを見ますと、そうもいえない事ばかりですね。
ゴーンの逃亡、オーストラリアの火災、桜をみる会をはじめとする政界不祥事、イランや中国とアメリカの対立。
「日暮れて道遠し」という言葉がありますが、その通りの世界になっています。
その上で、世界の人々が意思を通じあえるのは言語しかりません。
言語を学習することが、相互理解の第一歩です。
もう1つは他者の文化、伝統、”diversity(多様性)”を理解し尊重する精神だと思います。
古代ローマ帝国ではじめて通貨を作った時に、”Tolerance(寛容)”の文字が彫られていたそうです。その精神で進んだので、400年もの国家が続いたと言われています。
2000年前の人間の生き方に今こそ思いをいたすべきと思います。
イングリッシュ・サポート代表 針谷 哲彦