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英語の勉強のやり方について

イングリッシュ・サポートは25年にわたり、多くの方々と英語の学習について進めて参りました。その中で沢山の日本人々がぶつかる壁もはっきりと見えてきました。それらを踏まえて、イングリッシュ・サポートとしては新しい学習スタイルを作りながら実践しております。英語、英会話と言ってもフィールドが広いので、多くの中高生が挑んでいる英検に則してその学習法を述べてみたいと思います。

 英語を学習する上で大切なポイントが下記の3つでありますので、それぞれにどのように取り組むかを述べてみたいと思います。

①単語・熟語

②文法

③リスニング(聞き取り)

それでは前置きはこの辺にして、お話をして参りましょう。

①の単語・熟語

 よくどれぐらい単語・熟語を覚えればいいのですかと開かれますが、英検2級くらいを目指すのであれば、3,500~4,000語くらいだと思います。

 え?そんなに多いのと驚く人が多いと思います。でも、ご安心ください。イングリッシュ・サポートが開発したT字形学習法を使えばOKです。

 すなわち基本単語を中心に、その関連語を覚えてしまえばいいのです。もう少し具体的に言えば、ある単語の動詞形/名詞形から、形容詞形/副詞形を横に並べてチェックしましょう。それからタテ列で違う意味をまとめることです。

日本語でも「かける」と言うと、フィールドをかける、洋服をかける、お湯をかける、この試験にかける、迫力にかけるなどたくさんあります。日本人の私達はその場面ごとに「かける」の意味を自然に理解します。同じように英語においても異なる意味で使われている語がたくさんあります。英検でいえば、特に準2級以上になりますと第2、第3番目の意味が多く出されます。

 では、どのようにまとめればよいかを図示しますので、よく見てください。

 例:decide

decideという単語では下記のようにまとめますと、なんと8つの意味がついてきます。

この時、動詞や形容詞のように品詞に敏感になりましょう。すべての単語がこのようになるわけではありませんが、もう1つ見てみましょう。

例:lose

誰でも知っているloseという動詞です。

それでも10近い変化を覚えることができます。本当に効率がいいのです。そう思いませんか。これで新しい表現(熟語等)が入ってきたら書き加えていけば、ぐんぐん単語や熟語力がつきます。そうすれば、4,000÷5としても800語チェックすればいいのです。

 自分でよく見る単語のT字を作ってみてください。

②文法について

 英検も会話も中学校が学習する文法が十分です。

ポイントは下記15ほどあります。

  •  Be動詞
  •  一般動詞
  •  名詞
  •  形容詞・副詞
  •  助動詞
  •  比較
  •  不定詞
  •  受け身
  •  現在完了
  • 疑問詞
  • 代名詞
  • 接続詞
  • 動名詞
  • 関係代名詞
  • 分詞構文

このうち、本当に大切なのは、1~10です。その上で文章をすぐに理解するために、

S + V + O(目的語)

S + V + C(補語)

 

をどれくらい早くつかむかが、長文理解のキーポイントとなります。

実際に2級のリーディングの長文試験に出された中で、下記の文がありますので、文章に添って説明したいと思います。2級ですので少し難しいと思いますが、よく見てください。

As people have become more aware of environmental issues, they have begun to look for better ways of making things. What people are searching for is an approach to producing goods that will also help us to live in harmony with nature.

 この2つの文からS(主語)、V(動詞)をすぐ見つけなければいけません。

     が主語で、

     が動詞です。

 長文のよくできる人々そうでない人の差は、まさにこの点にあると言えるでしょう。英文で5文型とありますが、この第2、3文型で英文の90%が表現されています。英検の場合、この辺を混乱させるような文章が多く出されています。

 前にも述べました中学で習う、15のポイントさえやっておけば大丈夫です。

③リスニングについて

英検3級以上受験者はリスニングはポイントが3つです。

(1)誰がどこで話しているかをつかむ

○友達同士なのか

○家族なのか

○お店に来た人と店の人なのか

(2)何のことを話しているのかをつかむ

(3)最後のクエスションで5W 1Hのどれを聞かれているかをつかむ

   what → 何、 how  → どうやって などと正解を選んでゆく。

 私共のスクールでは帰国子女等の若い受験者が、かなり難しい内容も簡単に正解しています。やはり3のポイントを自然につかめているからと思います。

 したがって、受けるクラスのCDを何度も(最低10回以上)聞いて、耳をならすことだと思います。私たち日本人は自然に日本語の音の中にいますので、細かい短語の意味は分からなくても感じほとんどとれるように、音になれてゆくことです。2次面接にも当然役立ちます。

私もリスニングの力は英語の音になれることで上達してきました。

 スクールをスタートして23年間の間に、ネイティブの音と多く接してきていますので、年齢も23年増えていますが、今が一番リスニング力があります。

 なお、2次面接にあたっては経験豊かな講師が、対応のみならず入室から退出までの細かなポイントをアドバイスします。

 従って合格率や英語力の成長も大きく他をリードしています。